時々目にする「五条悟復活説」を見て、 呪術における復活描写等においての個人的な解釈

たまに北に行け!って感じのコメントやツイートを見るので、私なりに作品そのものの考察+五条悟は復活するか?に対しての考察をまとめた。

 


【空港は妄想か彼岸かに関して】

  1. 漏瑚の死亡時の白い空間では、漏瑚は死亡していた花御や陀艮、死亡していない宿儺と対話していた。
    (宿儺は魂の知覚ができるため、あそこにいた……?)
  2. 真希と真依の海での描写。真希及び真依の妄想ではなく、「対話」として描かれている。

以上から、「魂」での対話が実際に行われており、あの空間(白空間・海・空港等)は魂であれば(宿儺のような例外の)生者・死者の魂でのみ入ることのできる生得領域のようなものと解釈している。

 

生得領域に入ることのできる、もしくは招かれている者の条件については、彼ら(漏瑚・真希・五条を参考にすると)を形成した人間関係などで重要もしくは印象深い、死者もしくは生者(魂がむき出しの状態・魂を知覚できる者等と恐らく限定される)かな、と現状考えている。

 

【総括】

・空港は五条の生得領域のようなものと考察。
・五条に馴染みが深い人間だけが集まっているのは五条自身がそう望んだ、招いたから。
・灰原雄のセリフ等から、五条の知りえないことが語られていたりする。
おそらく、妄想ではなく魂同士での対話が行われている。

 

【死亡からの復活描写について】

呪術での復活描写(死亡したキャラの再登場と定義します)は、宿儺が内部で生存しており内側から蘇生できた虎杖を除いて、

  • 伏黒甚爾→魂の情報を持っている別物(本人とはノットイコール)
  • 禪院直哉→呪霊化
  • 折本里香→特級過呪怨霊折本里香(呪霊化)→リカ(乙骨による呪力での模倣)
  • 禪院真依→呪具化
  • 夏油傑→ガワのみ。羂索(別人)として再登場
  • 七海建人→呪具化
  • 灰原雄→幽霊(幽霊の概念がある!?)
  • メカ丸(与幸吉)→ミニメカ丸(コピー。本人とは別物)
  • 宿儺や千年前の術師→呪物になるなどし、現世で肉体を得る事で復活。ガワは本人のものではないが、魂は生前のものとイコール。

以上を踏まえ、再登場・復活は「性質が変化した状態」が基本なのか?と思った。
それはもしかしたら呪術という作品というか世界観のルール(全く同じ存在としての復活はできない)なのかもしれない、と解釈している。

そういう意味で言うなら、「野薔薇」本人の復活は厳しいかもしれないけど、
「メカ野薔薇」の方がまだありえる。
そういう風に考えてます(野薔薇の再登場をずっと待ってる)。

私の感想だけで言うなら、満足していると語る五条悟が復活する動機が既に無い(親友の肉体を利用していた羂索も生徒の手によって屠られた)ので
復活はしないと思うけど、万が一あるとしても呪具になるとかそういった方向だと思う。
(呪具化したナナミンも✈にいるので、魂本体は割と移動などに自由が効くのかもしれない?)

 

そもそも、北=復活とは語られてはいない……。


【その他】

いずれ語ろうと思うよ でも元ネタから絡めるとしても五条悟本人にとは限らないかもね(夏油の元ネタを羂索の方で使ったりもしてるので)
個人的にあると思うのは六眼のリポップだけど、御三家壊滅してる今五条家だけ残すかな?という思いがあるよ

  • 復活勢見ての感想

キャラの再登場を望んだりするのは自由だと思う。基本的にはどんな感想も禁じられるものではないから。
ただ、五条悟の生きざまとして私はよくやったな、と思うので五条悟の考えややってきたことを否定して復活しろって言う人を見ると悲しくなってしまう。

 

そしてキャラを借りて創作していたり萌えてたりする人が、作者やキャラを叩くのは本当にやっちゃだめだと思う